野球肩

こんばんは!


鎌ヶ谷純接骨院です!



今日が仕事始めでしたが、年末年始関係なく仕事してる方々も多く、そういう人たちのおかげで正月休めるわけであって、逆にみんな休みだと社会が成り立ちません。



野菜を作る人がいて、運ぶ人がいて、陳列する人がいて、売る人がいて、ようやくお客さんに届く。


コンビニ店員だってスーパーの店員だっていらない人はいません。



日々感謝ですね(´ω`)








真面目な話はここまでにして....





今日は「野球肩」について





テニスやってて肘が痛い=テニス肘



ゴルフやってて肘が痛い=ゴルフ肘



野球やってて肘が痛い=野球肘



野球やってて肩が痛い=野球肩





一般的にはこういった認識だと思います。





しかし大雑把な話で、肩が痛いっていう症状でも肩の前が痛いのか後ろが痛いのかでも病態か全然違いますし、動かして痛いのか、安静にしてても痛いのか、投げる瞬間痛いのかでも違います。





今日は高校の野球部の選手が相談に来ました。




投手
夏前くらいから痛い。
打つ時も痛くなって来たのは夏大以降。
ひどい時はキャッチボールでも痛い。
今は冬のトレーニングの時期なので投げてないから今のうちに治したい。



痛い場所が肩甲骨の後ろ。


肩の後ろには肩を動かす筋肉が集まっています📝




肩の筋肉を特定するのは動かしてみたり触診すると絞れてきますが、



特に痛がっていたのが小円筋。



小円筋は後方の動的安定だったり、関節包の緊張を高めて骨頭を安定させる機能があったりする重要な筋肉です。




この患者さんは他の接骨院でもみてもらっていたみたいですが、小円筋のマッサージをしてもらったそうです。




ちなみに硬いからマッサージしてほぐそうという発想は危ないです💦





ここがそもそもなんで硬いのか。



硬いということは、何の動作をかばっていたり、支えられないから。




今回の場合は、上方回旋筋である僧帽筋上部の筋肉をつけすぎた影響で、下方回旋とのバランスが乱れて、投げる時のコッキングからフォロースルーまでの時に上部回旋と挙上が入りすぎている状態での過投が影響してる可能性がありました。




ほぐすという概念より緩める方が効果的と判断して、下方回旋筋のエクササイズを色々とやってもらい、投球の癖を治す方向でアプローチしました♪( ´▽`)



癖はすぐには治りませんが、ゆっくり投げても痛かったのがエクササイズ後は改善できたので、ひとまずはエクササイズとストレッチなどで様子見ていこうとお話しました(^-^)



フォームの話になると、足関節や骨盤などやらないといけないことが多いですが、春までは時間あるようでないので、効率良くアプローチできるやり方を模索しながらやっていきたいです。








野球部の子へ。



肘でも肩でも腰でも治すならシーズンオフの時期ですよー(ง •̀_•́)ง



図も交えての解説は


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