湿布を貼り続けると悪化する?

こんにちは!


鎌ヶ谷純接骨院です!








今回は前回に引き続き『湿布』について。








湿布は入っている成分によって
『要指導医薬品』『第一類』『第ニ類』『第三類』に分けられるのはご存知ですか?

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ちなみに薬のCMで終わり間際に「ピンポーン」って鳴る薬は第二類と第三類医薬品、



「使用上の注意をよく読んでお使いください」などの言葉で注意喚起してるのは第一類と指定第二類ですひらめき電球




ちなみに病院で貰う湿布で有名な「モーラステープ」や「ロキソニンテープ」は用途指導医薬品なので有効成分が多く薬剤師から購入しないといけません。



本来なら危ないもののはずなのに、普通にばら撒かれてます













因みに...

モーラステープに入っているケトプロフェン、



ロキソニンテープに入っているロキソプロフェンは


「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」




これらの湿布剤がなぜ効果があることになっているかと言うと、

簡単に言うと、炎症反応を引き起こす「プロスタグランジン」の生成を抑制することができるからですひらめき電球



プロスタグランジンは末梢血管を拡張させ、血小板を集めて固まらせる作用がある一方、発熱や痛みの伝達や子宮筋の収縮や黄体退行させたりする作用があるため妊婦さんには禁忌となってます。



確かに、「炎症を抑える」という側面から見れば伝達物質であるプロスタグランジンを抑制すれば『痛み』は落ち着くかもしれないが...抑えることで起こるリスクがあります





それは


『筋肉の萎縮』『骨の再吸収、新生の抑制』







痛いところに貼る湿布を毎日貼ってる人に限って、「痛い」って病院にいつも通ってるのがその証拠




一時的なら効果ありますが、
貼り続ける=その部位の末梢血管の拡張作用をずっと止めている事なので、結果的に血液の流れが悪くなり筋肉が萎縮してしまいます




そのほか、骨の再吸収や抑えてることになるので骨の回復も遅くなる




捻挫などの怪我の話も同じ事が言えるので、予防とかで貼ってると逆効果になることがあります




この悪循環を打破する為にも、メリットデメリットをしっかりと伝えるべきなのかもしれません






『捻挫ですね。はい湿布貼って様子みましょう。』






ではなく、しっかりとリスクも含めて説明することが早期回復に繋がると思ってます





足部の話からだいぶ逸れちゃいましたが、知ってて損はないと思います。






少しでも参考になっていただけたら幸いです。









12月11日(日)は靴と足部についての語る会。




熱く語りましょう!




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